こんな風にさみしかった

 
どうやって憎めばいい 
どうやって許せばいい 
あなたかもしれないわたしに 
わたしかもしれないあなたに 
 
 
障害はきれいごとじゃない、障害は汚れなさじゃない 
欲望も憎しみも性も差別もある 
人間だから 
あなたと同じ人間だから 
 
 
かっこ悪いだなんてわかってる 
イタイだなんてわかってる 
心に眠る暴力性は何度も心を殺そうとして 
でもどんなに憎んでも自分の心が消せないんだ 
 
 
なくしたものばかり大切に見えて 
手にしたものじゃいつも足りない 
なんでも愛そうとする人が嫌いです 
誰にでも優しい人が嫌いです 
 
 
人はみんな特別扱いされたい 
違うなんて言う人がいたらわたしは多分、その人のことが大嫌いだ 
 
 
大丈夫だよとか明るく言われると、 
大丈夫じゃないから苦しんだよ死ねと思う 
 
 
思いたくないけどそう思う 
みんなと仲良くできない 
手拍子ができない 
ほんとクソだなって思って悲しくて笑った 
 
 
大丈夫じゃないから苦しいんだよ!!! 
がんばれないからここに来てんだよ!!! 
 
 
上っ面の全肯定をされるより 
無様な部分を共感したり苦笑いされたり叩かれたりあきれられたりするほうがいい 
そのほうが何倍もいい 
 
 
夕方のスーパー、買い物をする人の姿 
勝手に、自分勝手に悲しい想像をしてしまう 
家に帰ってあの人は一人だったら… 
悲しい気持ちでごはんを食べていたら… 
失礼なはなし 
 
 
とても幸せかもしれない。 
それが好きかもしれない、待ってる人がいるかもしれない、頑張りたい時期かもしれない 
それなのにわたしは勝手にその人を悲しくしてしまう 
 
 
なにもかもが悲しく見える 
なにもかもが寂しく見える 
いつでもなにをしてもとんでもなく寂しい 
血が繋がっているからってそこに愛情がねじれずに存在するとは限らないです。 
わたしの中にあるぶり返しては痛む記憶が、身をもって自分に確かめさせる。 
ほら、見てみろよ。 
もうやめて。 
 
 
こうして真っ暗な部屋の中で携帯のディスプレイにしたためるメール画面。 
人といると感じる孤独より何倍もマシだと思う一人の時間。 
 
 
わたしはいつまでも非リアで何も変わらなかったけど、 
変わらなかったから、こうしてここにいて、 
同じように変わらないあなたに会いたいな話したいなと思っているんです。 
真剣に話しているんです。 
 
 
ひじから下にたくさん隠した傷跡がわたしの作り笑顔の邪魔をしていたから、 
だから長袖ブラウスでいつもいつもへらへら笑ってた。 
あのときの学校は毎日永遠に続くいなくちゃいけない居場所。 
ほかにいくところがない子供の居場所。 
 
 
生きるのが下手くそなのは、学生時代には致命的になりました。 
今まで生きてきた出来事をいっぱいいっぱい思い出す。 
 
入れなくなった教室、 
おまえは家族のゴミだって罵る祖父の表情、 
ネギの匂いのする包丁で切りつけた左手首、 
殴り割られたガラス、 
手術室のランプが消えるのを見てた長椅子、 
精神科待合室のヒーリングミュージック 
どんな気持ちで買っても必ず甘い缶コーヒーの味 
今まで生きてきた出来事がいっぱいいっぱい流れていく。 
 
 
映画モテキを見に行って感じた疎外感。 
なんだかんだで充実している主人公の世界。 
その姿を冷静に見てたわたしは会話できない恋愛できない友達できない。 
なんかね、この感覚、学生時代を思い出したんだよ。 
 
 
ああ、こんな風にさみしかった、って。 
 
 
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