【改訂版】書き残しが不安で何も書き始められないブログ

 
140文字以下の遺書がいくらでも見つかる時代。
「死にたい」の四文字でエンターキー。
雨降りの予報、雨降り前の頭痛。
ノーシンピュアの箱はかわいい。
 
 
中学校、醜形恐怖がひどくなったわたしは友達をたくさん失くしました。
顔を見られる事が苦痛で、友達とも向き合えなくなってしまったからです。
だからわたしは、雨降りの日が大好きでした。
傘をうんと低くさしていれば顔を見られることがなく会話ができるから。
そんな幸せな雨の日に、わたしに向かって「変な傘のさしかた」と笑う声が聞こえました。
その日から雨降りの日にもうまく笑うことができなくなりました。
はりついたようなひきつった顔で歩いたときに散った前髪の一本までもが
前髪の一本までもが わたしの醜さでした。
 
 
強迫神経症がなおらなくて学校に行けなくなった日の朝、
使わないまま部屋にたてかけてあったリコーダーで
ここから見えるもの全部なにもかもを殴り殺したいと思っていました。
 
 
高校に行けなくなったまま夏休みになってしまったこと、
ただずっと一人で部屋にいた毎日のこと、
今日こそはと思って制服に着替えても玄関から出られなかったこと
体をこわして病院に通うようになったこと、
薬の副作用でパニックを起こして泣き叫んだわたしを
小児科の子供がとても怖いものをみる目で見つめていたこと、
看護婦さんをふりはらって帰ろうとしたとき、母親の目にたまった涙のこと
通信制の学校に資料をもらいにいったこと、
そこでも説明をしてくれた係の人と会話ができなかったこと、
帰り道、自動販売機の前で泣き崩れたこと、
教室のドアの前で引き返したこと、
卒業式のあと誰とも話さずに帰ったこと、
またねなんていう人がいなかったこと、
そうして自分の世界で生きてきました。
 
 
あいつの声ぶりっ子で超キモいよねってゆったお前の
顔も名前も覚えてるし今でもずっとうらんでる。
ただの黒歴史にしてやらないからなってずっとうらんでる。
でも、あんな奴等のためなんかに死ぬんじゃねぇぞアンタ達!って
イヤホンの中でサンボマスターの絶叫が流れてるから
わたしは死なない。超死なない。
学校に行こうと思ったけど決心がつかなかった日、
制服のまま窓の外をみて、休み時間のタイミングだけ少しほっとした。
みんなが休んでるこの数分だけはわたしも許されるんじゃないかって。
 
 
大人になって作文のような詩を書いて読むくせに、
現代詩人の朗読会に行ってささやくような言葉を聞いてもなにも感動しなかった、
悲しくなって音楽のライブを見に行ったら
みんなが手拍子をして頑張ろうぜなんていう歌をうたっていてなにも感動しなかった。
わたしの中には自分なんていないから長いものにまかれていたいのに、
どこにもうまくなじめなくてわたしってほんとクソだなと思った。
 
 
はらりはらり、
わたしの胸をつきやぶって心の中に突き刺さってくる。
雨がわたしの内側に!!!!!!!
 
 
もっと隠れていたい。誰にものぞかれないように。
逃げ込んだ保健室の白い天井と黄色いカーテン、
あの孤独を思い出して死にそうになる。
思い出はいつも悲しくて、生きることがいつも難しい。
 
 
内臓をつきやぶった雨のしずくが、
ばけつをひっくり返したような透明の雨が、
あのときにさせなかったビニール傘のように
どんどんわたしを透かせて、このまま透明になってしまいそう。
 
 
自分の感情を嘘にするなよ、
人を恨むのはやめましょうなんて頑張って自分の心を殺して
一人の部屋で自己啓発本なんて読まないで、
 
 
どうだ、おまえはどうなんだ、と
突き付けられたときの焦燥感だけがわたしを走らせてくれるんです。
突き飛ばすように押された背中、
幸せは立ち止まってしまうからそれだけじゃだめなの。
 
 
ただ生きる毎日だけじゃなくて、
うっかり流してしまう毎日じゃなくて、
たくさん笑われることなんて、
叫んで声を枯らすことなんてどうってことない。
 
 
いまこのライブハウスの中であなたに、あなたに教えてほしい。
あなたの生きる衝動のことを知りたい。
いまでもここでもどこでもツイッターでもブログでもいいから知りたい。
あなたの、生きる衝動のことが知りたい。
 
 
自分なんか必要ないと思ってしまう心と毎日戦っています。
だけど、勝つことじゃなくてさとすことがこの戦いの終わりになるような気がするんだ。
 
 
140文字以下の遺書がいくらでも見つかる時代。
「死にたい」の四文字でエンターキー。
雨降りの予報、雨降り前の頭痛。
ノーシンピュアの箱はかわいい。
続いてく毎日のこと、させなかった透明の傘のこと、
ここにいる人の数だけ人生があること
 
 
自分に勝とうと思わなくなったとき、
わたしはやっと
この
スタートラインに気付いた
 
≫戻る